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憧れの地に到着

九州につづき、ぶらり東北・北海道の旅に来てます。

新潟、山形、仙台、盛岡、青森、函館、札幌・・・

主な場所だけだとこんな感じのルートで周ってて、
その周辺の気になる場所に立ち寄るって感じで周ってます。
相変わらず、鈍行列車と友人宅・マンガ喫茶の旅です。

ちなみに今日は、財政再建団体の夕張市に行ってきました。
運良くメロン農家の人と色々と話し込む機会に恵まれて、
メディアを通したネガティブな印象とはだいぶ違う
「どっこい普通に暮らす夕張の人たち」を感じてきました。


と、夕張の話はさて置き…


ずっと憧れていた場所に、ボクはついに辿り着きました。

そう、小学校の頃から地図帳を見ては
一体どんな場所なのだろうかと空想していた場所…

15年の歳月、ずっと訪れたかった土地…

それが、函館から電車で1時間ほどにある、





小沼です。

期待していた通り、すんげー綺麗なとこでした。

小沼

↑雪と氷とで覆われた、北海道の広大な「大地」と美しい「小沼」。


ちなみに隣には大沼ってのがあって、
この一体は国定公園として指定されてます。

とりあえず、ずっとずっと取りたかった写真を撮りました。

小沼on小沼

題して、「小沼on小沼」(photo by 三脚)

ちなみに、立ち上がるときに
パリパリッという氷が割れる音がしました。
思っていたより、氷が薄かったです。

もう少しで、世界で一番恥ずかしい死に方をするとこでした。


以上、くだらない記事でした。
なんていうか、生きててゴメンなさい。

ぶらり九州の旅

友人宅、1500円のゲストハウス、マンガ喫茶・・・
そして特急列車を一切使わないという相当に安上がりな旅。
いやはや、かんなり楽しかったっす。

中でも一番印象に残ったのは、大分県の別府

そう、割と年配の方に人気のある、日本一の温泉地。
割と地味なイメージだったから当初は行く予定じゃなかったけど、
気付けば全旅程10日のうち3日間も滞在しちゃいました。

まぁ何というかノンビリした雰囲気が良かったんだけど、
何よりも素晴らしい出会いがあったのが大きかった。


ボクが出会ったのは、藤山さんというジイちゃん。72歳。
日本有数の秘湯、「蛇ん湯(へびんゆ)」の生みの親だ。

藤山さん


別府の見所は、一般的には大きく2つ。
100円で入れちゃう名湯がワンサカある駅周辺のエリアと、
色んなタイプの温泉を巡る、通称「地獄めぐり」で有名なエリア。

「でも一番気持ちいいのは、メジャーなガイドブックには
 あんま載ってない山奥の秘湯があるエリアなんだよねー。」

別府に住む友人からそんな最高の情報を耳にし、
「あ、でも車がないと行けないよ。」という忠告の部分は
聞こえなかったフリをして、早起きして徒歩による攻略に挑戦。

そして何とかかんとか辿りついた
秘湯のうちの一つが、「蛇ん湯」だった。

険しい山道の途中にいきなり現れる、
河川をそのまま利用した温泉。

蛇ん湯


「五感を刺激し、第六感を覚醒させる」

そんな、友人のあまりに大袈裟な表現もピッタリと言わざるをえない、
まさに自然と自分とが一体化してることを感じることができる場所だった。

で、その秘湯を独り占めしてるときに
たまたま入浴してきたジイちゃんが、藤山さんだった。

「兄ちゃんここまで歩いてきたのか!?」と、
あまりに無計画なボクに興味を持ってくれた藤山さんは、
「蛇ん湯」のことを色々と聞かせてくれた。


なんでも「蛇ん湯」は、近所にも温泉が欲しいって考えた
地域の「温泉好き」が4~5人集まって、趣味で作ったものらしい。

工事費や維持費、運営コストも、仲間うちで負担しているとのこと。
ボクのような外部者にも無料で開放してて、お金は一切取ってない。
「そんなん、自分らが入りたくてやってんだから当然だよー」
藤山さんは、ひょうひょうとそう言ってのける。


はじめは石で囲っただけの簡単なものだったらしい。
それを、仲間同士で道具を持ち寄ったり、廃棄されたパイプを拾ったりして、
仲間うちで「楽しくてたまんなくて、夢中で」作っていったんだという。

それが、今では日本有数の秘湯として全国の人から愛されるようになっている。
それを作り上げた藤山さんのパワーにしきりに感心してると、

「確かに一人じゃできないけど、二人集まって楽しいアイデアを
 出し合ってたら、いつの間にか大抵のことはできちゃうもんだよ」

ちなみに今は、仲間うちで山小屋も作っちゃおうと奮闘中。


そんなことを語る72歳のジイちゃんの、少年みたいに
キラキラした眼がすんごい印象的だった。

今回の旅行では、「シャッター通り」って言葉の通り、
やっぱ日本の地方には元気がないのかなぁと感じていた矢先のこの出会い。

こんな「おもろい」ジイちゃんがいるってことが、
なんだかすんごい嬉しかった。



ちなみに、温泉を出た後は「地元で評判なんだ」という
小さな定食屋さんにも連れてってもらいました。本当に感謝です。

いやー、やっぱ旅は最高ですな。


写真は、市街と海を一望できる「鍋山の湯」。
別府、まじでオススメです。人も温泉もあったかいです。

鍋山の湯

充電期間へ

いやはや。
終わりましたよ、修士論文。

学術的に素晴らしい論文を書けた自信はあんまないけど、
自分なりには納得のいく作品に仕上げたつもりです。

正直、だいぶ大変でした。
かんなり胃が痛い時期もありました。
いやぁーな汗とか、出てました。

でも、それも終わり。(2月に発表あるけど)


というわけで…、

4月に就職するまでの2ヶ月ちょっと、
学生最後の長期休みです。

7年間に渡った学生生活の総括。
これから働くに会社での目標。
それに、これからの人生について。

ゆーっくりと、考えたいと思います。


とりあえず、ちょっと長めの国内旅行を2回、
かなり長めの海外旅行を1回するつもりです。


実はこのブログも長崎から更新中。
明日からは熊本です。ラーメン楽しみ。

ではでは、また。

論文論文論文

これまで目を背けてきた修士論文とやらと、日々格闘してます。
期限は1月15日。それまでは苦しい時間を過ごす感じです…

ちなみにテーマは「NPO(非営利組織)の資金調達」。
特に国際協力をやってる団体に絞って書いております。
まぁなんていうか、我ながらマニアックなテーマです。

にしても、なんだかんだでこれまで3年間もマスターをやってきて、
途中で協力隊とかNGOとかでガッツリと働いてみたり、
アフリカだのアメリカだのまで調査に行ってきたりしてるわけです。

そんなんを一本の論文として纏めなきゃいけないってのは、
なかなか辛ーい作業なのです。マラソン以上に、気持ちが折れそうです。


そんな自分の最近のお気に入りは、
大学院の研究室前にある自動販売機。

なんと全商品が30円引き。

自販機


もともと70円のコーヒーが30円引きなんで、
なんと40円でコーヒーが飲めてしまう。最高です。

コーヒーをグビグビ飲んで、卒業できるように精進しまっす。

42.195キロ

先週末、よさこいチームのメンバーと
無謀にも河口湖マラソンなるものに出場してきた。

種目は、ほとんど友人に騙されるかたちで
ファン(11キロ)でもハーフ(27キロ)でもなく、フル(42.195キロ)を選択。
一ヶ月前に申し込み、みっちりと走り込むことを決意。

が、案の上というか何というか、
練習一切なしで本番を迎える。

練習・調整不足を考え、目標は完走(6時間以内)に設定。
とにかく、ゆっくりと、楽しく走ることを心に誓う。


いよいよスタート。
すごく天気がよくて気持ちいい。景色もキレイ。

初めの15キロ、かなり快調なペース。かなり余裕。
ペースを落とさなければ3時間台は行けちゃいそうな感じ。

「あ、オレってやっぱスゴい」

自分への過信から、微妙にペースアップ。
20キロ地点ではマラソン経験豊富な友人の背中が見えてくる。

が、その付近の微妙な上り坂に差し掛かったところで
両太ももに考えられないほどの疲労感があることを発見。
突如、足が鉛のように重くなる。

それでも気を持ち直し、何とか友人に付いていくことを決意。
当初の「楽しく完走」という目標を完全に見失う。見えない誰かと戦い始める。

が、両太ももに感じる重りは確実に追加されてる感じ。

30キロ地点、ついに友人が見えなくなる。
35キロ地点、おばあちゃんランナーに抜かれる。
40キロ地点、気持ちが折れて歩きそうになる。

が、「限界に挑戦」と書かれたTシャツを着てるのに
自分に負けて歩いているオジサンを見て、すごく切なくなる。
「いかんいかん」と思い、自分を奮い立たせる。

最後、0.195キロという中途半端な距離すら呪いながらも
何とか全コースを歩くことなくFINISH。喜ぶ気力もなし。

記録は4時間15分50秒。

割と満足な結果にちょっとだけ幸せを感じ、腰を下ろそうとする。

が、そこで自分の足が全く曲がらないことに気付く。
座れないので、休むことすらできない。

それでも無理して倒れこむように地面に横になる。
そして、もはや自力では立てないことを悟る・・・




・・・てな感じで、マラソン初体験の記録でした。

皆さん、マラソンに出るなら最初は短い距離から始めましょう。
そして十分に練習を積んで出場しましょう。

さもないと、マラソン後の3日間は
階段しかない建物には入れなくなるって事態になります。
ボクが保証します。

マラソン

↑完走した人たち(着てるのはFINISHERシャツ)