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社会人の底力

TFT弁当箱

今日、自分が仲間と主宰しているコミュニティから
生まれたプロジェクトの成果発表ともいうべきイベントが行われた。

小暮真久さんが代表を務めるTable For Twoという団体のために
お弁当箱を制作するというプロジェクト。

10名くらいの社会人たちが、働きながら、
企画を考え、パートナーを探し、デザインを決め、
そして販売先を探し、ついに発売までこぎつけたのです。

詳しい開発ストーリーはこちらから

僕は残念ながら直接的な貢献はほとんどできていないのだけど、
自分の仲間たちがこれだけの成果を産み出したということが、単純に、誇らしいです。

社会人の新しい働き方を、そして、社会人の底力を、
日本社会にまざまざと見せつけることができたのではないかと思う。

今日のイベントの打ち上げの場で、大学1年生のメンバーが言ってくれた一言。

「社会人って、自由がなくなってしまうつまらない人たちだと思っていました。
 でも、皆さんを見ていて、社会人は何でもできて、自分も早くなりたいと思いました。」


一同、大感動でした。

社会人にだって、働きながら大きな社会へのインパクトを与えることは可能なのです。

明日からも胸を張って、生きていきたいと思います。


【上の写真のお弁当箱はここから買えます】

Stay foolish, stay passionate

久々に、学生と飲んだ。
場所も学生っぽく、飲み物も食べ物も270円の激安店。

学生時代に戻った気分で思い切り食べて飲んで、そして思い切り語った。

実はちょっと仕事で疲れていたのだけれど、
やっぱり学生と話していると元気をもらうもんだ。


自分もそろそろ社会人3年目を迎え(だいぶ歳食ってるけど…)、
学生からの距離もだんだんと広がってきた感覚がある。

でも、自分のモットーの1つは、
「初心を忘れず、何事にも感動することのできる感性の瑞々しさを保つこと」

目の前の人が感動していることに共感できる人間でいたいと心から思う。
そして、自分自身も「熱い」「面白い」と感じられるものを見つける感性と、
それを追い求める貪欲な好奇心とを、いつまでも持っていたい。

一歩引いて「学生は青臭いこと言うなー」などと
突き放すような感情を抱く人間には、決してなりたくない。

出会った人たちを全力で鼓舞して、一緒に興奮できる人間でいたい。
自分は、いつまでも青臭くいたいのです。


…というわけで、

学生諸君、また飲もう!

お引越し

実はアメリカから帰国してしばらく実家に住んでいたのだけど、
今週になって、ようやく新居へと引っ越した。

通勤時間が大幅に短くなったことも嬉しいけど、
やっぱり、自分の家という感覚を持てると非常に落ち着くもんです。


さて、今回の家、ちょっとしたこだわりを持って探していた。

キーワードは「水辺の家」

なんでまたって感じかもしれないけど、実はサンフランシスコで
ルームシェアしていたときに、水辺の家に住むことの良さにハマってしまったのだ。

毎朝、水平線から朝日が出るのをベットで拝み、
そして、素晴らしい海辺の夜景を見ながら帰宅する。
さらに休みの日には、海の音を聞きながら
海岸線をジョギングして最高に気持ちのいい汗を流す。

これによって、どれだけ人生が豊になったことか…

家のまわりの環境が自分の心境や考え方にここまで影響を
及ぼすってことに、心の底から驚かされたんです。

そんなもんで、今回は、どーしても、
自然を感じられる水辺に家を見つけたかったのです。


…と、こんなことを書くと夢のような綺麗な海辺に新居を構えたようでも聞こえますが、
残念ながらそんな予算はあるはずもなく、透明度の限りなく川のそばにあるマンションです。
やっぱ都内で、そんな素晴らしい条件の物件はなかなかないっす。

Sunrise View
↑こんなのが毎朝拝める家、やっぱ日本にはないよなぁ…


が、とはいえ家のそばの川沿いには沢山の桜が植えられていて、
もうすぐ到来する桜のシーズンには素晴らしい眺めが見えるはず。


桜、早く咲け!

プロボノの可能性

SGラウンジ


縁あって、昨日サービスグラント東京さんのイベントで
アメリカで見聞きした情報・経験を発表させて頂いた。

テーマは、以前にもブログに書いたTaproot Foundation。

Taproot Foundationについての以前のブログ

要はありがちなアメリカでの先進事例の発表だったわけだけど、
70人くらいの人の前の話をして、興味を持って頂けた人も多かったようだ。

イベントが終わってから、色々な人に次々と質問を受けた。
鋭くて考えさせられる質問がとても多くて、すごく勉強になった。

良い出会いもあり、本当に良い時間を過ごせました。


…それにしても、土曜の昼から幅広い世代/バックグランドの人たちが
「プロボノ」というキーワードをもとにワラワラと集まってきて、
僕なんかの話をフムフムと真剣に聞いてくれたりなんかする。

すでに、日本では何かが静かに動き出しているのかな、と強く感じました。

これから、日本でどんなことが起こるのか楽しみです。
自分も何かしら、この流れの中でアクションを起こしてみたいもんです。


というわけで、明日からも元気に働きます!

コミュニティ

「コミュニティ」という概念が、とても好きだ。

そして、コミュニティに帰属しているという意識や、
そこにコミットしているという意識が、自分はとても心地いい。

自分が主宰している若手社会人の団体や、大学時代の部活のOB会、
もっと広義にいえば、友人や家族もコミュニティだし、会社や学校もコミュニティかもしれない。
(要するに、人が集まれば、それは「コミュニティ」なんだろうか…)

これらは全く違うコミュニティだけど、自分にとってそれぞれ重要な意味を持つ。
そうした場所があることがとても幸せだし、それによって救われることは本当に多いと思う。

でも、一方で、コミュニティの運営は本当に難しいと思う。

僕もコミュニティを運営する立場にいて、本当によく悩む。

帰属してるメンバーはどうすれば幸せになれるのか?でも、帰属してるメンバーって誰?
そもそも、メンバーにとっての幸せって何だっけ?コミュニティの目的はそもそも何だ?
メンバーはどんどん増やすべきなの?それともメンバー数はコントロールすべき?



悩みは、尽きない。

きっと、多くの人がコミュニティの運営に携わった経験があると思うし、悩んだ経験もあるはずだ。
で、そんなニーズに答えようとしているNPOがあり、お世話になっている。

CRファクトリー

この団体は、コミュニティ運営の支援をあらゆる方面から行っていて、
あたたかいコミュニティがあふれる社会の実現を目指して活動をしている。
代表の呉さんは、人間としてとても尊敬できる人で、いつもとてもお世話になっている。

とてもとても地味かもしれないけど、
とてもとても、意義深い活動をしていると思う。


何となく、最近コミュニティというものについて考えることが多いので、書いてみた。
もしそんな人がいたら、CRファクトリーにぜひご相談を。