アメリカン・エキスプレス・リーダーシップアカデミー
NPO経営者向けの2泊3日の合宿に参加する機会を頂いた。
実業家の孫泰蔵さんや丸善社長の小城武彦さんといった
素晴らしい講師陣のもと、非常にエキサイティングかつハードな合宿だった。
忘れないように、そして自分の学びを確かにするためにも、
印象に残ったことを書いておく。
① Think Big
常に自分が大きなインパクトを生み出すことを志向しろ、という意味。
日々活動をしていて痛感することだが、自分の求める大きなビジョンを常に
意識していない限りは、徐々に活動とは小じんまりしてきて、そうすると
自分が何のために活動をしているのか分からなくなるわけである。
ちなみに、Steve JobsやBill Gatesといった傑出した起業家たちに
「一言アドバイスを?」と求めると必ず返ってくるのがこの言葉だという。
彼らも日々自問自答しているというこの言葉、
シンプルではあるけれど、なんとも奥深い概念なんだろうか。
② VISIONとは文字通り、目に見えるもの
経営者が描いて色々な人を巻き込んでいく世界観とは、それに触れた人が
鮮明に、超具体的にイメージできるものでなければならない、という意味。
社会起業家やNPO経営者こそ、実現したい世界のイメージを明確に伝えて、
人々の共感を呼ばなければならないと、切に思った。
↑孫泰蔵さんが「VISIONとはこうあるべき」という例示で使った映像
③ 成長に対する貪欲さ
今回色々なリーダーから話を伺い、そして、そうした方々からより沢山の
リーダーについての話を聞くことができたのだが、そんな中で驚いたのが、
すごいリーダーであればあるほど、自分を厳しく律し、そして、自身を
成長させることに対してとにかく貪欲な姿勢を持っていることだ。
翻って自分を考えてえみると、起業してからの自分というのは、これまでの
貧弱な社会人経験で身につけた能力を「自分が持てる力」であると規定して、
その力だけで勝負しようとしていたように思う。
当然だが、世の中はそんなに甘くない。
もっと自分を成長させることができなければ、自分の夢見ている世界観を
現実のものにすることは絶対にできない。態度を改めて、日々、自分に
対して高い目標を課すことで、成長を続けていこうと思う。