「同じ景色を見る」という距離の縮め方
- Day:2011.12.25
- Cat:日々の考えごと
ちょっと気付いたことがあったので、メモ程度に。
よく、人と話をする時には、向い合って座るよりも、
隣り合って座った方が相手と意気投合しやすいと耳にする。
自分もけっこうこのことはすごく意識をしていて、
両方の座り方が選べる時には、だいたい隣り合うようにする。
この座り方によって、驚くほどに会話の熱が変わってくる。
やっぱり横に座っていると、すごく会話が弾むものだ。
この理由、一般的には、物理的な距離が近くなることで、
心理的な距離感もグッと狭まるためだと言われている。
まぁ、きっとそうなんだと思う。
でも僕は、もう1つ理由があるように思う。
向き合って座っていると、見ているのは基本的に相手の顔だ。
つまり、お互いが見ているものは異なっている。
一方で、横並びで座っていると、二人の人間は
互いの顔を見る代わりに、同じ景色を見ることになる。
この「同じ景色を見る」のが、実はポイントじゃなかろうか。
僕はここのところ事業のVISIONなるものを語ることで
生きているのだけど、そんな自分のような人間にとっても、
自分なんか見てもらうよりも、僕が見ている「理想の世界像」を
一緒に見てもらった方が、数百倍も嬉しい訳である。
…というわけで、僕はこれからも飲み屋ではカウンター派でいこうと思う。
あぁ、企業の営業でも、たまには横並びでやらしてくれないかなぁ。。。