創業6周年の記念日を迎えて
- Day:2017.05.03
- Cat:経営ノート

2017年5月3日。
今朝、何人かのチームメンバーから「おめでとうございます」というメールが届いた。何のことかと一瞬思いを巡らせていたが、思えば今日はクロスフィールズの創業6周年の記念日だった。
過去5回の創業記念日を迎えていわけだが、あまりにも目まぐるしい日々を過ごしていたからか、はたまたゴールデンウィーク中に過ぎ去ってしまうからか、これまで当日にそのことを意識して過ごしたことは一度もなかった。
2011年5月3日。震災の混乱も冷めやらぬ頃、僕は松島由佳とともに、当時広尾にあったJICA地球ひろばの会議室でクロスフィールズの活動を開始した。あれから6年が経った。あっという間だった気もするし、恐ろしく長かった気もするが、間違いなく、これまでの人生の中で最も濃密な時間を過ごした。
創業7年目を迎えるにあたり、いまチームでは新しい中期計画を練り上げている。事業の方向性を大きく発展させ、これまで掲げてきた団体のミッションも改定する予定だ。特にこの2年間は組織体制にも色々な変化があった。卒業して新しい道を進む仲間たちもいれば、新たに経営幹部となって団体の活動にコミットしてくれている仲間もいる。様々な変化を経験しながら、チームとしては確かな成長を実感している。
中期計画の議論のプロセスで、恩師であるETIC.の宮城治男さんに経営幹部3人でアドバイスを聞きに行った。創業以来の僕たちのメチャクチャな旅路を知っている宮城さんは、色々なアドバイスをくださったあと、こんなことをおっしゃった。
「いまこうして3人と未来に向けた話ができていて、それだけで僕は幸せを感じてますよ」
拍子抜けするような言葉でもあったが、まったくその通りだ。松島と2人で始めた挑戦を、いまもこうして松島とともに続けられていることは、奇跡のようなことだ。そして、いまや多くの仲間が集まるチームになっている。その仲間たちとともに、「来年からどんなことをやっていこう」とあーでもないこーでもないと話をできているということは、この上ない幸せじゃないか。
もちろん、いまこの瞬間も「オエッ」と吐きたくなってしまうような課題をいくつも抱えている(笑)。でも、そんな課題に向き合ってでも前に進みたいと思えるだけの情熱やわくわく感が、明確にここにある。その幸せに感謝しながら、これからも感動とワクワク感をエネルギーにしながら、創業7年目の毎日を力強く歩んでいきたいと今日この日に改めて誓いたい。
2017年5月3日
小沼大地
追記;
なお、そんな創業7年目を迎えるクロスフィールズでは、5月15日を募集締切としてチームメンバーを募集しています。これからますます熱い季節を迎えるクロスフィールズに、ぜひジョインしませんか?(5/10には採用説明会もします)
★採用情報
http://crossfields.jp/aboutus/recruit/
★職員インタビュー
http://drive.media/posts/16147
NPO法人クロスフィールズ
小沼大地(@daichi0715)
※ 当記事はNPO法人クロスフィールズ代表小沼の個人的著述です。
※ 2016年9月2日(金)に初の著書が発売になりました。
『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)
☆ Amazonランキング キャリアデザイン部門ベストセラー1位を獲得
☆ ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2016 年間17位