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我が道を行くマッキンゼーの同期たち

先日、前職マッキンゼーのOB会に参加してきた。
(久しぶりにこんなゴージャスな会場に足を踏み入れた気がする…)

マッキンゼーOB会

久々に沢山の先輩や後輩たちと話ができて非常に楽しかったのだけど、
その後の2次会では同期の仲間たちが集まって、ワイワイと飲んだ。

で、よくよく同期のみんなで話をしていて、改めてあることに気付いた。

みんな、信念を貫いて、驚くほどに好き勝手に生きている。

ほんと、これでもかってくらいに、道なき道を進んでいる感じだ。
あまりにも驚いたので、せっかくなので同期の何人かを紹介してみたい。


1人目は、御手洗瑞子

御手洗瑞子

彼女はマッキンゼーでの勤務を経て、ブータン政府の初代首相フェローとして
同国の観光産業の育成に従事して、昨今のブータンブームの礎をつくって帰ってきた。

彼女は昔から独特の感性を持っていたのだけれど、首相フェロー在任中にも
その才能を遺憾なく発揮して、日経ビジネスオンラインで連載していた
『ブータン公務員だより』が評判を呼んで、終には本まで執筆してしまった。

ちなみに、彼女の著書は『ブータン、これでいいのだ』
現地を熟知する彼女ならではの視点で、幸せの国ブータンが描かれている。


ブータン、これでいいのだ

とっても、オススメです。

なお、彼女はいま、被災地での新しい挑戦を始めている。
彼女のことだから、きっとスゴいことをやってのけるのだと思う。

なんというか、この先の活躍が楽しみな同世代の1人だ。


2人目は、石井てる美

石井てる美

彼女の場合、マッキンゼー時代から仕事よりも飲み会やイベントで活躍する
タイプだったのだけど(笑)、ある時から突然、真剣な顔で
「私、お笑い芸人になろうと思うんだよね…」と言い始めたのだった。

みんなさすがに冗談だろうと思っていたところ、本当に退職を決意し、
退職挨拶メールにお笑い芸人養成学校の入学証書を添付して会社中を騒然とさせた。

そして今や、その志を貫いて、史上初の東大卒の女芸人として
立派にテレビにも出演するようになっているから、本当にスゴすぎる。。。

石井てる美

「一度きりの人生、
 周りに流されて自分をだましながら生きるのはやめよう」


という言葉、彼女が言うと強烈すぎるくらいに力強い。

分野は全く違うわけだけど、マッキンゼーという会社を卒業して新たな道を
切り拓いているという点では、僕は彼女のことを同志だと思っている。

なお、彼女についてもっと詳しく知りたい人は、コチラへ。



この2人の他にも、

・博士号を修得してから入社して、会社を1年間休職して大学教育の
 再編に取り組み、将来はまた研究の世界に戻ろうとしている人間

・医師免許を持って入社し、マッキンゼーを卒業してビジネススクール
 に入ったかと思ったら、今度は日本やインドの病院で修行を積んだり
 しながら、将来は医療業界に革新を起こそうとしている人間

などなど、なんというか、たった20人くらいしかいない同期の中に、
ものすごく変わっている人間が沢山いるもんだから面白すぎる。

そして、みんな共通して、自分が好きなことを貫いているのがいい。

現役時代は会社の人とあまり飲みに行ったりしない方だった僕だけど、
こうしてOBになってみると、好き勝手やってる人間たちとの会話は
非常に楽しいもんで、今の方が会う機会が増えていて不思議な感じだ。

みんながどうなっていくのか、ほんと楽しみです。

NPO法人クロスフィールズ
小沼大地(@daichi0715
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