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最前線で社会の課題に挑む ~みちのく仕事マッチングフェア~

僕たちクロスフィールズが展開する新興国「留職」プログラムは、
日本企業のビジネスパーソンが発展途上国のNPOに入り込んで
社会課題に取り組むというモデルが基本になっている。

でも、実はこれは現段階の話であって、将来的にはもっと
たくさんのパターンの「留職」を展開したいと思っているし、
そんな動きが日本社会にどんどん増えればいいと思っている。

なぜなら、国外であれ国内であれ、社会課題の最前線での挑戦こそ、
新しい価値を生み出すための近道だと僕は信じているからだ。


たとえば、厚労省の役人がNPOフローレンスのような子育ての課題に
先進的なアプローチで取り組む団体に「留職」すれば、その官僚は
役所に戻ってから素晴らしい取り組みの横展開に取り組むはずだ。

また、自治体の福祉担当者が地域の老人ホームに「留職」すれば、
そこで目の当たりにした地域の課題をもとに、もっと市民の
ニーズを汲み上げた制度の設計をするようになるはずだ。

更に言えば、企業の人間にだって、国内での「留職」は価値がある。

たとえば医療機器メーカーの研究者が過疎の進む村の医療現場に
「留職」すれば、これまでとは全く違うアプローチで診療活動が
できるような革新的な製品を生み出すことに繋がるかもしれない。


"先進的"な社会課題を数多く抱える日本とは、ポジティブに言えば、
難しい社会課題を解決するチャンスに最も恵まれている環境なわけだ。

実は起業前の構想段階では「留職」プログラムを「青年国内協力隊」
名付けようとしていたのだけど、それはこうした想いから来ていたりする。


そんな国内の社会課題の最前線で挑むチャンスは、いまどこにあるか。
そう、被災地である東北には、そうした機会が本当にたくさん眠っている。

そして、そんなチャンスを一挙に紹介するイベントが、
来る11月3日(土)に東京にて開催される。

みちのく仕事マッチングフェア
「みちのく仕事マッチングフェア2012」

このイベントは、僕たちクロスフィールズもお世話になっている
NPO法人ETIC.さんが運営する「右腕派遣プログラム」の一貫で、
沢山の素晴らしい挑戦の機会に出会えることは、間違いないと思う。

思えば僕の尊敬する友人たちにも、様々なかたちで東北での
被災地支援の仕事に挑んでいる人が驚くほどに多いけれど、
それは、東北にこそ未来があると感じているからなんだと思う。

というわけで、気になった皆さんは、ぜひ11月3日(土)のイベントへ!

NPO法人クロスフィールズ
小沼大地(@daichi0715
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