「輝かしいキャリア」としてのNPO
- Day:2013.09.09
- Cat:NPO関連エッセー
求人情報を載せているDRIVEという非常にエッジのたったサイトに、
この7月からクロスフィールズに加入した新メンバーの嶋原佳奈子と
僕のインタビュー記事を掲載して頂いた。(ETIC.さん、感謝です!)

嶋原と僕(DRIVEインタビュー記事より)
正直、僕が語っている内容については大して面白みがないものの、
嶋原の部分は非常に読みごたえがあるので、ぜひとも読んで頂きたい。
(インタビュー記事全文はコチラで読めます)
ちなみに、その中でも僕が最も感激したのは、以下のやり取り。
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石川さん(インタビュアー):
有名企業でのいわゆる「輝かしいキャリア」を捨てて飛び込んだんですね。
嶋原:
私は、クロスフィールズも輝かしいキャリアだと思っています。
所属する組織を前提とせず、自分が実現したい価値ってなんだろう、
ということを突き詰めたら行き着いた場所がクロスフィールズだったので。
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実はインタビューの最中も、この「輝かしいキャリア」という言葉を聞いて、
かなりウルっと来てしまった。少なくとも僕は、NPOで働くことが
「輝かしいキャリア」という言葉で表現されているのを見たり聞いたりするのは
これが初めてで、僕にとっては忘れらないほど嬉しく、そして衝撃的なことだった。
今から3年前、共同創業者の松島とともにクロスフィールズを立ち上げようと
構想を練っていた時からずっと持ち続けている想いの1つが、
「NPOで働くことがカッコいいと思われるような世界を創りたい」ということだった。
そうした時代がすぐそこまで来ているかもしれないという実感と、
なんとその言葉を、自分たちの組織で一緒に働く仲間から聞くことが
できたということが、最高に嬉しく、そしてたまらなく誇らしい。。。
とはいえ、勿論、僕たちはまだまだ道半ば。
クロスフィールズをもっともっと「輝かしい場所」にしていきたいし、
働く場所としての日本のNPO業界には、まだまだ成長の余地は大きい。
まだまだ、やるべきことだらけだ。
でも同時に、そうした成長段階にある団体やセクターだったりする
からこそ、身を置いていて面白かったりもするのだけど。。。笑

クロスフィールズのオフィス風景(DRIVEインタビュー記事より)
でも、嶋原も言っているように、キャリアが輝かしいか
どうかってことに、本当は働いている場所なんて関係ない。
「やりたいことを突き詰めた上で、想いを体現して働いているかどうか」
これが何よりも大事なことで、それさえ守られていれば、企業で働いていても、
NPOで働いていても、それがその人にとっての「輝かしいキャリア」だと心から思う。
・・・で、もしもこの記事を読んで下さっている方の「やりたいこと」と
僕たちクロスフィールズの「やりたいこと」が重なり合うのであれば、
ぜひとも僕たちの仲間になってもらえたら、とても嬉しいです!
何を隠そう、現在クロスフィールズでは、留職プログラムの最前線で
活躍するプロジェクト・マネージャー職を2名募集中なのです!
我こそはと思う方にはぜひご応募頂きたいし、もし身の周りに
興味を持ってくれそうな人がいたら、ぜひ声をかけてもらえたらと。

クロスフィールズの採用情報はコチラ。締切は9月13日(金)まで!
と、最後完全には職員募集の宣伝になってしまったけれど、とにかく
「輝かしいキャリア」という言葉を聞いた感動を、書いてみたかったのです。
以上!
NPO法人クロスフィールズ
小沼大地(@daichi0715)
※ 当記事はNPO法人クロスフィールズ代表小沼の個人的著述です。

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