世の中は変わるのか
- Day:2007.09.17
- Cat:学生時代(日本編)
刺激的な人との出会いが妙に多かったりする。
皆さん、「社会起業家」って知ってますか?
最近はNewsweekで特集が組まれたり、日経新聞にも連載が載ってたりと、
割と認知度の高まってきた言葉かなぁと思います。
簡単に言ってしまえば、社会起業家ってのは
「社会的な課題の解決に事業として取り組む人たち」のこと。
これまでになかった革新的な手法で社会を変えようとすることから、
「社会変革の担い手」とか「チェンジメーカー」とも呼ばれることも。
ちなみにボクはこの言葉に2年ほど前に出会ったんだけど、
実はそれが協力隊からの任期短縮を決意した理由の一つだったりする。
そんでもって、この社会起業家っていう
とっても刺激的な人たちに、ここのところ遭遇しまくってる。
きっかけは、ボクがお世話になってる谷本寛治先生が主催してる
「ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング(社会起業家の集い)」
っていうイベントに参加したこと。(http://www.socialinnovationjapan.org/)
社会起業家として活躍してる人、目指してる人、関心のある人が、
先週末の2日間に渡って、六本木ヒルズの49階に終結した。
その数、なんと300人以上。
なんていうか、ほんとすごい光景だった。
日本にもこんな風が吹いてるってことが、単純に嬉しかった。
まぁそこで非常にいい出会いがあったこともあり、
ここのところは色々な人たちと飯食ったり酒飲んだりさせてもらってるわけだ。
現在活躍中の若手の社会起業家や、
これから事業を立ち上げようとしてる人、
それにこの業界の大御所まで。。。
とにかく、色んな人たちと話した。
で、彼らと話していて思ったことが一つ。
みんな、とにかく夢がでっかい。馬鹿デカい。
普通に聞いたら「バカじゃないの?」って感じの壮大なことを
真剣に話し合えちゃう。そして、それを実行にも移してしまえるのが彼らなのだ。
「世の中は変わる」
そう思ってる人の割合って、日本は先進国の中ではワーストに近いらしい。
でも、少なくともボクが最近出会った人たちは
「世の中は変わる」ことを100%信じて疑ってない。絶対。
そして、そんな彼らを見てると、
自分にもその一端を担えるような気がしてきます。
まぁ、彼らの能力の高さやこれまでの実績と
今の自分を比べたら随分と凹む一方だけどね。
まぁ志だけでも高くいこう。
最後に、本の紹介。
「チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える~」
社会起業家に少しでも興味を持ってる人で
まだこの本を読んだことがない人は、ぜひぜひ読んで下さい。
なんだかボッと胸に火がついてしまうような、そんな本。
このブログの左手の「おすすめ商品」ってトコにのってまっす。