スーダン武者修行スタート!
- Day:2007.03.04
- Cat:学生時代(海外編)
まぁ9割以上の人はスーダンという国について何の知識もないでしょう。
場所はこの辺。

そして、街の中心部はこんな感じ。意外と栄えてます。

でもちょっと外れるとこうなる。舗装されてない道が多いです。

市場とかはこんな感じ。かなり賑わってます。

まぁ、第一印象としては
「自分より肌の色の黒い人が沢山いる!」
ってとこでしょうか。すごく親近感覚えます。
ところで、ボクはこの国に何をしにきたのか。
目的は大きく2つ。
一つは世界の貧困の現状を自分の目で見ること。
もう一つは日本の国際協力NGOの現場での活動の様子を知ること。
スーダンの平均寿命は42歳。
4人に1人の子どもが5歳になる前に亡くなっていて、
その主な死因はマラリアや下痢などです。
これにはアフリカ最長と言われる泥沼の紛争が大きく影響していて、
現在も多くの国際機関やNGOなどが状況改善のために活動してます。
ボクはいま、そんな国にいます。
スーダン滞在の最初の10日間でお世話になるのは
東部の無医村での医療活動を行うロシナンテスというNGOです。
もともと大使館の医務官をしていた川原尚行さんが一念発起し、
2年ほど前に高校時代のラグビー部の仲間と二人で立ち上げた団体です。
(ロシナンテスのHPはココ⇒www.rocinantes.org/)
いま部活の合宿所のような事務所兼住居に居候させてもらって3日目ですが、
とにかくここで働いてる方々の格好良さには本当に感動しまくりです。
「こんな風に男クサく生きてみたい!」
そんな風に思わせてくれる人たちです。
川原さんたちについてはまた今度詳しく書きます。

↑合宿所(?)でボクに与えられてるスペース
で、いよいよ明日からは村での泊り込みの診療に同行します。
そこでのボクの役目は通訳。
先生が出す指示をアラビア語で患者さんに伝えるんです。
初めて経験する医療の現場で、果たしてそんな大役を果たすことができるのか。
自分にのしかかるプレッシャーに、いまはとにかく緊張してます。
首都から600キロ離れた、電気も水もない村での5日間。
いったいどんなことが待ってるんだろ・・・
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