犯罪多発都市 ナイロビ
- Day:2007.03.27
- Cat:学生時代(海外編)
ちなみにこの旅行5カ国目、生涯18カ国目です。うーん、だいぶ回ったもんだ。。。
さて、いまいるカンパラではなく
ケニアの首都ナイロビのお話を。
ここは世界有数の犯罪多発都市。なんとなく街全体が殺気立っております。
どのくらい危ないかって、ほぼ全ての商店・家屋には鉄格子が何重にもかかってて、
さらに門番も24時間体制で警備にあたってます。

↑こんな感じ
ガイドブックでは基本的にタクシー移動が奨励され、
夜間の歩行は自殺行為とすら書かれてます。
さらに場所によっては白昼堂々と集団強盗が現れたりもするらしい。
街行く人々も強盗を警戒してか足取りが速いんです、ホントに。
当然、ナイロビで活動する協力隊員たちも日没後はタクシー移動。
ボクが活動してたシリアとは随分違います。安全な国でよかったー
ちなみに先日、夕暮れ時に道を歩いてた時のこと。
急に人通りがなくなり、身の危険を感じて友人宅まで猛ダッシュで帰ろうとしたところ、
「おいお前、なに走っとるんじゃ。怪しい。止まれ」
ということで警察に捕まりました。
何じゃそりゃ!!この国は走っちゃダメなのかよ…。
まぁ10分くらい荷物チェックされて解放されたけど、なんか腑に落ちない。
さて、なんでこんなにナイロビは危険なのか?
その原因は都市部への人口集中による深刻な失業問題にあるらしい。
つまり、都会に出てきても職にありつけない人たちが犯罪に走ってるのだ。

ナイロビはアフリカでトップレベルの経済の中心地。
それだけに中心地はこんな感じで、ビルがガンガン建ってます。

で、これがスラム地区の様子。
ちょっと入るとストリートチルドレンたちが殺到してきます。
危険なので旅行者は深入りできないエリア…
こんな感じで貧富の差をガツンと目の当たりにしちゃうのが、この街ナイロビです。
にしても東アフリカの玄関口と言われる街がこの有り様なのは残念。
近い将来状況が変わってくれるといいんだけど…
とはいえこの国はやっぱりアフリカきっての観光地。動物王国です。
とりあえずボクも100万羽のフラミンゴを見て参りました。
遠くから見ると何が何だか分からんほどウジャウジャいました。

あと、湖のそばで暮らす協力隊員宅には
こんなお客さんが10メートル先まで姿を現します。怖すぎ!

次回はウガンダについて書きます!